一躍有名になった「寿司詐欺」


…昨日の朝あたりから、なんか異様なくらいのアクセスが来ておりました。


それも、その大多数は「寿司詐欺」の検索でここに飛んできているようなのです。


一体何事なのかと思って調べてみたら…こたえてちょーだい♪とかいう朝の番組の特集で「寿司詐欺」というのがあったらしいですね。なるほど、TVの力は偉大だ(笑)こんな弱小マイナーBlogにまでアクセスが集中するとは思いもしなかった。





…とはいえ、「寿司詐欺」のネタは紹介いたしましたが、ワタシ本人は寿司詐欺というものに引っかかったことはありません。というか多分こんな場所(職場)には多分来ない


あてなこ☆の体験談【エウリアン】


メールによるワンクリック詐欺(毎日数十通はやってくるSPAMにまぎれて時々来るみたい)や架空請求詐欺(葉書が来た事があるし。ただし実家に)なんかは経験ありですが。


この手の詐欺には興味があるといえばあるわけですが…あ、そういえば、都心で絵葉書を配って、受け取った人をつかまえて展示場(?)みたいなところに連れて行かれ、絵を買わせるという、通称「エウリアン」とかいうのには遭遇したことがあります。数年前ですが。





…まぁもっとも。






エウリ「ぜひ貴方に買っていただきたい。この絵が毎日自宅にあるっていうのは素晴らしいことだと思いませんか?(台詞うろ覚え)」


ワタシ「そんな!ワタシの小汚い部屋にこんな素晴らしい絵を置くなんて、絵と画家にとんでもなく失礼なことですよ?!そんなことできません!」






…とか、素で答えてしまい、あっさり解放されてしまいました(笑)


たまたま好きな画家の絵だったんで、思ったとおりのことを発言してしまいました。


大体、たまたま通りかかって、いきなり店に呼ばれて、いきなり数十万~数百万の買い物って…一体どこの金持ちですか。





知人の体験談【デート商法】


近頃ではあまり聞かなくなったけれども、出会い系サイトとかに紛れ込んで、デートの名目で男を呼び出し、宝石を買わせて、その後女性と一切連絡がとれなくなってしまうという…。まぁ、路上で呼び止められて店まで連れて行かれる、といった方法もあるらしいです。知人が連れて行かれたのはソレ系らしい。





…まぁ男にとって、若い女性からの呼び止めを断ったり無視したりってのは至難の業であることは重々承知ではあるが、そもそも連中はそーいうところに漬け込んで来るので油断は禁物といったところです。そもそも見ず知らずの人間がいきなり声かけてくるという時点で怪しさ万点ですから、そのまま無視して通り過ぎるのが一番いいのは確かですね。


…ところがこの知人、誘われるまま入ってしまったらしい。





…一度連れられると、抜けるのは至難の技になる。


相手に主導権を握られたら、話術という意味では歴戦の覇者である連中には勝てない。


…だが知人の場合は違っていた。


ダイヤを見せてもらって、の会話。





女 「綺麗ですよねー」


知人「そうですね、炭と同じ元素とは思えませんよね


女 「・・・・え?」





…どうやらこの女性、ダイヤモンドが炭素「C」と同じ元素から出来ていることを知らなかったらしい。いやそれはいいとしてもふつーそーいう話題振るかお前!


しかも女性にそれをとくとくと説明したらしい。上手い具合に(偶然だとは思うが)主導権を握ったな。


で、しばらくして購入の話になり…





女 「…でも、将来彼女とかできたら、プレゼントになるじゃないですかー(云々)」


知人「いや、でも彼女いないし」


女 「でも作る予定ある?」


知人「というか、できるとかいう”予定”じゃなくってこれ、”願望”…いや”夢”に近いですからねえ…


女 「…」





どうやらこの辺で、女性側のやる気が完全に喪失して、あっさり解放されたらしいです。


…フツー、言葉には出さないが、女性側が「自分を彼女と見立ててくれる」ように話を進めていきます。単刀直入に言うと「私とつきあいたければ買ってね(はぁと)」というわけです。だからこそ「デート商法」なわけですが。


…どうやらこの男(知人)には、その手の遠まわしなやり方が一切通用しないらしい。











素晴らしい!お前こそ最強だ!





知人「いや、本当の意味で素なんだけど…」











彼女ができることを「願望」とか「夢」と、素で言えるほど遜った奴も珍しい…


いや、遜ってるのではなく、むしろ「今のところそーいうの作るのに興味ない」ってことなのかなあ。どちらにしろ、GJの言葉を贈りたい(笑)





まぁでも、以前見たことのある、デート商法に引っかかってしまったであろう人間の日記に、





「彼女はとても優しかった。ファーストフードでご飯奢ってくれたし」


「将来のために、彼女と一緒に頑張っていきたいと思う(購入決定」





…とか書かれてるのを見たことがあるのですが。


…冷静に考えればわかると思うんだけど、たかだか数百円の飯奢ってもらったくらいで数十万~数百万の、自分では使いもしない宝石なんて買おうと思わんですな。まぁ、恋は盲目といいますが、それこそ綺麗にすっぱりキマってしまうとこのように、「疑う余地すらなく」買わされてしまうわけですね。


…実はこの日記、その後の続きが更新されないまま消えてしまったのですが、一体どうなったかなあ。


もちろん、この場合一番悪いのは、純粋な恋心を利用した売り手側に決まってるわけですが、ただ、世の中上手い話にゃ裏があるわけで、少しは疑ってかかるくらいがちょうどいいのかもしれませんね。





と、何度かマルチ商法に引っかかりかかった経験のある澪☆あてなこ☆でしたorz