PCによるネットの歴史があるとすれば、まず最初に来るのは、一般電話回線を用いたBBS通信(通称:パソコン通信)であろうか?
…これに関する詳しい説明は割愛するが、BBS通信の場合、一般電話回線を通して、相手先のホストマシン(PC)に直接繋ぐものなので、インターネットでの接続とはかなり意味が違う。感覚的には「PC同士で通話」という状態に等しいからである。
パソコンブームにより、自宅にPCを持つ人間が増え始め、このBBS通信時代ですら…大きいところでも小さいところでも、あらゆるトラブルが起こっていた。

そして時代は流れ…インターネット上のWWWが「Windows95」などと一緒に有名になり、ユーザーが増え始めてから、「個人ホームページ」(ココで言うHomePageはWebSiteのこと)が大量に増殖する時代がやってくる。
 
この頃はこの頃で、「私のホームページ」とか「○○(本名)のホームページ」とかいう謎のタイトルで、しかも、自己紹介がちょっと書いてあって、日記みたいのがたらたら書いてあるだけのものが殆どであった。
…そしてこんな時代でも、自己紹介に「個人情報を満載」とか、下手すると、自分だけでなく、家族全員の写真を掲載している目的不明だがかなり危険な内容のものも増え始め、やはりこの頃も、ある種のトラブルが起こっていた。

そしてさらに時代は流れ、Blog→Twitter、という形で、次々と「発信の手軽さ」という方向で発達していき、現在に至る。



WebSiteもBlogも、共通点があるとすれば、それは「更新の面倒さ」ではないだろうか?

何か、常日頃から追いかけているようなテーマとなりうるもの(趣味、趣向など)がはっきりしている人でもない限り、BlogやWebSiteなど持っていたところで、1ヶ月もすればゴーストタウン化するのが関の山である。
ネタなんてものは、自分から能動的に探す姿勢でもないと、なかなか見つかるものではない。
一番手軽なのは、自分自身の視点から、起きた出来事、行動したことを書き綴るくらいか。所謂「日記」になるが。
しかし「日記」ですら、長続きさせるには、それなりの努力と意志が必要不可欠。

ずーーっと、ろくな反響も見えないまま、いつまでもいつまでも続けることができるなんて人は稀。
っていうか、そこまで続けることが出来る人だったら、おそらく、上記のテーマみたいなのを持ってる人だろう。


「続けるコツは…ずばり、止めないことです」


と、偉い人が言ってました。
という格言が似合うくらい、WebSiteやBlogというのは、更新し続けるにはそれなりの意志を持たなければならない。ましてやWebSiteなんて、HTMLやXHTML、JavaScirpt(出来ればPerl,PHPも)くらいの知識はないとまともに更新すらできません。

しかし、Twitterのようなツールはどうだろう?
1回140文字という制限はあるものの、思ったことをただつぶやくだけ。

気分に応じて

「あーはらへったー」

とか

「秋葉なう!」

とかつぶやいてるだけ。
なんか発信してみたいけど、BlogやWebSiteはめんどい…
などという方にはぴったりの代物ではないかと思います。
商売や宣伝に利用している方もいますが、大体は、言葉の吐き捨て場所として使われています。


しかしまあ、これもまた、BlogやWebsiteと同じことが起きます。


…つまり「ネタがない」ということに陥ります。
そして、ネタがない人が、真っ先に思いつくことといえば、やはり、日々の行動や、反応など。つまりは【日記】のようなもの。

…まあ、所詮はつぶやきの場ですから、別に意味なんかなくったっていい。
それはそうなのですが…。
やはりこういったものにトラブルは付きまとうようです。

ガジェット通信(2011/12/04)
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Twitterで日々起きている犯罪自慢やその他ウッカリした発言による炎上。もうこれ以上のことは起きないだろと思いながらも、次から次へと起きており驚くばかりだ。これを発見する方も凄いが、そもそもTwitterで何故毎日の様に炎上が起きてしまうのか?

以下に考えられる要素を挙げてみた。

・匿名だと思っている …… Twitterに書いた内容は匿名での書き込みとなると思っている可能性がある。しかも最近のTwitter登録者は本名、もしくはそれに近い名前で登録している場合をよく見かけるし、プロフィールに会社名や所属学校まで記載している人が多い。
・Twitter上のツイートの行き先や公開範囲を理解していない …… 誰に見られていて誰から見れないのか。非公開にしない限り基本的に誰からも見れるのだが、フォロワーは更にその情報が流れてくることになる。
・気軽に投稿できるから …… これが致命的な理由なのかもしれない。何かあったら即座にツイート。それが決定的な炎上要素となったりするのだ。先日電車の中で禿げた男性を盗撮しそのままその場でツイートした女性が居たが、まさにこのケースだろう。親しい友だちにだけ見せるつもりでネット全体に公開してしまい、問題となる。
・ITリテラシーの低い人が利用(発信)しているから …… 一般の人が2chの炎上マーケティングと個人特定の恐ろしさを知らないのは当然のことだろう。しかしITリテラシーが低いにしても発言して良い内容といけない内容は別だと思うが。そこの区別すらつかない人がTwitterを使っているようだ。なぜそれを理解せずにユーザー登録ができてしまっているのかは不明だ。
・自慢したい、自己主張したい …… ツイートして誰かに自慢したい。そんな時に便利なツールではあるが、自慢の内容が犯罪だったりすると大変。まして未成年の飲酒や100円ショップでの盗撮などをツイートして自己主張って。
・大勢が見ていないと思っている …… これも上記の「匿名だと思っている」に近いが、フォローやフォロワー関係しか見ていないと勘違いしているケースだ。しかしながらそれ以上の人も、自分のツイートを見ることができてしまうのがTwitter(非公開設定は別)なのである。
・逆に大勢が見ているからそれを知らせたかった …… 上記の「自慢したい、自己主張したい」に近いものがある。犯罪と知っていながら、悪いことと知っていながら、つい炎上してしまう要素を発言。もちろん多くの人に見て貰い多くの反応が欲しいためだ。ドMだろうか。
・炎上要素のある話題に自ら首を突っ込む …… ネット上で揉めている炎上要素のある話題があったとしよう。そこに自ら首を突っ込み下手な発言をしたら標的にされるのは目に見えている。そういう炎上要素の話題は避けて通った方が良い。
・犯罪だと思っていない …… そもそも悪いと思ってない。
・バカだから …… Twitter使わない方が良い。

これらがTwitter=バカ発見器と言われるようになった要素の数々だろう。今はTwitterばかりで炎上を繰り返しているが、過去はブログだったりSNSだったりと炎上場所は変わってきている。炎上する理由は似たようなもので匿名だと勘違いしていたり、日記が全公開になっていたり、ITリテラシーの低さだったりと、特に変わりはないが、要するに不慣れな初心者が集まるところは炎上しやすいということだ。こういったネットでの炎上を避けるために、東京大学ではかつて注意喚起を呼びかけていたこともある(カンニング事件直後)。もうこういうITリテラシーは中学生の頃に叩き込んだ方が良いだろう。
もちろん炎上はTwitterだけでなく、facebookでも起こる可能性は十分にある。気をつけて使えば便利なツールなのだが……ってTwitterやfacebookを気をつけて使わなくちゃいけないのか。それはなんだか疲れるなぁ……。
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いろいろ、考えられる原因が挙げられていますが…
大きく分けると、おそらくは

・ツール(この場合Twitter)の特性を全く理解していない。
・コトの重大さ(犯罪、法律/規則違反など)が理解できていない。
・しかし利用方法は簡単。

といったところではなかろうか?
要するに理解力不足。
マニュアルを読まずにいきなり使い始めて意図しないトラブルに巻き込まれる、みたいな。 
今は携帯からでも発言ができるし、手軽さや利便性はかなり向上している。しかしこうした利便性が上がる一方、利用する側の、平均的な知識レベルは低下する傾向にある。
これは何も、今に始まったことではないのだが…それこそWebSiteやBlogの時代どころか、BBS通信の時代から、もうずっと繰り返されているが、根本的な原因は…利便性や楽しさばっかりが前面に押し出され、肝心な、「危険性」という部分が覆い隠されてしまっていること、ではないだろうか?
 
Twitterなどで言うなら…自分の発言が、どれだけの範囲に発信しているものなのか、そういう部分を全く理解していない。

…しかし考えて見て欲しいのだが。
「どれだけの人に聞こえているか」判断しなければならない状況は、ネット上だけなのだろうか?
ネット外だったとしても、やはり、あまり公言できないようなことだってあるだろうし、あまり知られたくないようなことは、内緒話という形で、声を小さくしたり、そういうことはするわけですよね?

あまり大きな声で批判できない団体とか、ありますよね?

安心してぺらぺら喋っていられる状況など、よほど親しい友人の前でもないと、まずありえないのではないだろうか?
…いや、それとも、この手の炎上の中心になってしまう人というのは、普段からもそんなこと考えていないのだろうか?そうかもしれないなあ…

ただ、ネット上と、ネット外の世界で、決定的に違うのは…

ネット上でなければ、せいぜい、友達間か、広くても学校内、地域内くらいで済んでしまうような話なのだけど…


ネット上だと、それが、全国、下手すると世界レベルの話に広がってしまう可能性があるということ。


自分では全く意識していなくても、ネット上で(禁止設定もせずに)発言するということは、世界に向けて、誰にでも聞こえるように、拡声器で発言している上、全ての発言がリアルタイムで記録されているのとほぼ同等だということ。

普段は大勢の人間が拡声器で発言しているから、1つの発言が大多数の目に触れることなどそうそうないが…誰か一人でも「あれ?こいつの発言おかしくね?」という人が出て来て、それに賛同する人間が現れてくれば、それは瞬く間に広がっていく。


なぜなら、口頭発言とは違い、ネット上の発言は…削除されるまで、ずっと残るのだから。


そして、一度話題に上ってしまえば…元発言を削除したところでもう手遅れ。
なぜなら…その手の発言を保存する手段などいくらでもあるし、保管を試みる人間など無数にいるから…

キモいかもしれないけど、そういうのを批判しても仕方ないよ。
だって、ネット上の発言を保存し、バックアップを取ること自体は、別に違法なことではないもの。
暇な人もいるもんだなあ…と、ワタシも思うけど、そういう人間は確実にいる。これは現実問題なのだから。
そしてそれは決して違法なことではない。

自分自身の手で、ネットの世界に向けて発言したのだから。



…こういう、「ネット上で発言する」ことのリスクというものを、全く知らないのだろう。


まあでも、知らないのも無理はない。
だってこんなこと、誰も教えてくれないから。

インターネットというものが流行り始めたころから触れている我々のような世代では、当たり前のことであっても、そういう部分に明るくない、今まで触れてきたこともなかった人には、わからないことばっかりなのだと思います。


>もうこういうITリテラシーは中学生の頃に叩き込んだ方が良いだろう。

これには賛同。
中学どころか、できれば小学生くらいの頃から、ネットというものがどんなものなのか…
これを、義務教育として、しっかり叩き込んでおく必要が、そろそろ出始めたのではないだろうか?

もはや社会に出たとしても、ネットなしには語れないような状況になってきているのだろうし…。


大体どの事件においても…



わざわざネット上で公開しなければ、大事にならなかったのに…



という類のモノばかりですからね。

発言には常に気をつける必要があると思いますが、ただ現状、確実に言えるのは…


>Twitterやfacebookを気をつけて使わなくちゃいけないのか。それはなんだか疲れるなぁ……。

とか言ってしまうような、状況判断力、思考能力、自己防衛能力ゼロの人間は、ネットのコミュニケーションツールは使わないほうが無難です。





気をつけて発言など、別にネット上に限ったことではあるまい…
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