つい先ほどの「特別報道」予告をしていた朝鮮中央テレビの報道です。

Yahooニュース時事通信(2011/12/19)
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 【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央テレビは19日、金正日労働党総書記(69)が17日に死去したと伝えた。現地指導の際、過労のため列車の中で亡くなったという。
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…金正日(きむじょんいる)と言えば「北朝鮮朝鮮民主主義人民共和国」の第一党「労働党」の主席。事実上、北朝鮮の最高権力者。
北朝鮮といえば、形だけの選挙が行われ、以後ずっと最高権力者の座に居続けていることから、事実上の一党独裁であると言える。

その一党独裁の頂点に立つ人物。それが金正日総書記である。

情報はほぼ全て封鎖されているため、国内の事情は今でも殆ど分からない状態だと思ったが、おそらく苦しい状況であろうことは、誰にでも想像できたのではないかと思われる。
そして将軍様と呼ばれるこの金正日総書記が殆ど姿を見せなくなって随分経ちますが…。

まさか亡くなっていたとは。

日本にとっての北朝鮮というのは、個人的にはあまりいいイメージはない。真っ先に思いつくのが日本人拉致問題だし。
だが、だからといってあんまり喜べるニュースでもないのは、また事実。

というのも…

北朝鮮のトップである金正日総書記。
 
ここからは個人的な推測だけど、いい意味でも悪い意味でも、この「北朝鮮」という国?が、一応の体裁を保ち得たのは、金日成→金正日という最高権力者が健在だからこそ、なのだと思う。

その最高権力者が死去したとなると…

お世辞にも良いとは言えない北朝鮮の情勢下で。

次なる後継者は国をまとめるほどの力を持てるのだろうか?
指導者を失った次にやってくるのは、大抵、混沌の世界ですからねえ。

後継者への権力委譲がもしうまくいかなかったら、半島を中心とした情勢が一変してしまう可能性もあるわけで。

今は世界的に不況の時期だけに、混沌の収集がつけられなくなったら、どうなってしまうのかと。
大抵、国というのは、内部から滅亡していくものである。それだけに、今回の「最高権力者の死去」というのが、一体どのように影響してくるのか、現在のところでは検討もつきようがない。


いい意味でも悪い意味でも、それらの引き金を抑えていたのが、この金正日総書記の存在だったのだと思うと…言い方は悪いが…今このタイミングで失われてしまうのは…半島を中心とした東アジア圏にとって吉と出るのか凶と出るのか…。



まあ、まだ推測の域を出ない話なので、やや大袈裟な話かもしれませんが。



ともあれ、長いことあの国の指導者でいた方。
実際はどのような形で死去したのかは知りようはない(まあ事実なのかもしれない)が…ご冥福をお祈りしつつ…

次なる世代への転換ができることを祈る。

おそらく今、日本にも韓国にも、難民を受け入れるだけの力はないから。




しかし今年はいろいろありすぎる…
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