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株式会社ハドソン
臨時報告書
当社は、平成24年1月12日開催の取締役会において、当社を消滅会社、当社の親会社の子会社である株式会社コナミデジタルエンタテインメントを存続会社とする吸収合併を行うことを決議
本吸収合併がその効力を発生する日は、2012年3月1日
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コナミの関連会社と完全吸収という噂は聞いていたが、ついに3月1日をもって、「株式会社ハドソン」という名前の会社は完全に消滅するらしい。
わかってはいたが…皮肉なものだなあ。
先は「パソコン」ソフトから始まり、ファミコン→PCエンジンと、ファミコンブーム初代から、それを支え続けていたメーカーだけに、残念ではあるが、時代の流れからすると仕方ない。
それにしても…その当時は、とても大メーカーと言える規模ではなかったコナミの関連会社に吸収というのも、なんとも皮肉なものだなあ。
ワタシと同じ世代であって、ファミコンに触れたことのある人間であれば、知らない人は居ないであろう「高橋名人」や「毛利名人」。
そして、その二者の雌雄を決する(と見せかけていた)ために使ったソフト「スターソルジャー」。
まあ、幼少の頃…特に小学館/コロコロコミックあたりでの高橋名人推しがやたらと激しかったので(まあ実際子供に人気があったのだけどね)、やや鬱陶しく感じていた時期もありましたが。
うーん…こう考えると、ワタシがガキの頃からひねくれてたクソガキだったんだなあ。
「高橋名人なんてにわかだよなー、やっぱ毛利名人だよー」
などと言われていたこともあったが……それも結局は、ハドソンの手のひらの上で踊っているのだった(毛利名人は高橋名人のライバルとしてハドソン側で用意した人)。
まあそれはおいといて。
その他色々あったけど、いろんな意味で、初代ファミコン世代にとっては、とても印象の深いメーカーだった。
なんかボンバーマンを通り越して桃太郎電鉄ばっかり出してた頃には「まだ出してんのかよ」とか思っていたけど…
それ以来、ハドソンのゲームをプレイすることはなくなってしまったが…。
こうして消えてしまうとなると、やはり寂しいものがありますね。
しかし、1つの時代を築いたメーカーであったことは確かだろう。
メーカーは消えてしまっても、おそらくワタシや、ファミコン世代当時の人間は、忘れることはないだろう。
ばーいはどそん。
そしてありがとう。
あ、でもヘクターは難しすぎてクリアできなかったなそういえば。
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