…人気取り?

東京新聞(2011/11/19)

───────────────────────────────────
 民主党税制調査会(税調)は十八日、総会を開き、二〇一二年度税制改正で政府税制調査会に提出する十項目の重点要望を固めた。自動車重量税(国税)と自動車取得税(都道府県税)の廃止を盛り込んだが、約九千億円に上る減税分の財源確保のめどは立っておらず、廃止に向けた議論は難航が予想される。 
 重点要望では重量税と取得税について「地方ほど自動車の保有台数が多く、家計の負担が大きい」「取得税は消費税との二重課税になっている」-などと問題点を指摘。その上で「廃止、抜本的な見直しを強く求める」とした。ただ、廃止されれば、国、地方とも減収が避けられないため「見直しの際には、地方財政へのしっかりとした配慮を行うべきだ」とも明記した。
 これまでの政府税調での議論では、減税分を穴埋めする財源を経済産業省が示していないため、財務省や総務省が重量税と取得税の廃止に反対している。今後、関係省庁の政務三役で調整するが十二月上旬から本格化する消費税の引き上げ議論を控え、結論は先送りされる公算が大きい。
 このほか重点要望としては住宅購入向け資金の贈与税の軽減措置の延長・拡充、船舶・鉄道などが使う軽油にかかる軽油引取税の免税措置の延長-などを挙げた。
───────────────────────────────────

目処も立たないのに廃止だけを盛り込むとかアホなの?
やっぱ人気取りが目的なのでしょうか。
できないことわかってて盛り込んでるとしか思えない。

続きを読む